このレビューはネタバレを含みます
兄が冤罪で捕まった。なんとか助けるために、熊本から上京、一番凄腕の弁護士に依頼に行くが、「金が払えないから」とにべなく断られる。
兄が亡くなったことで忘れようとするヒロインだったが、弁護士が内々に調査していることを知る。
(弁護士は断った上に死なれたので気分が悪い。どうせ駄目だったの確証がほしいレベルだった)
そのうち、弁護士の愛人が殺人容疑で捕まる。証人は自分だけ。証拠品も握っている。真犯人は兄の件と同じ。
しかし弁護士への復讐を優先し、ヒロインは愛人共々社会から抹殺する道を選ぶ。
アドバンテージを握ってからのヒロインが恐ろしい。ピンポイントで主人公が嫌がることをしてくる。
結局事件解決より、復讐に重点が置かれている。あんなに正義を訴えていたのに、正義よりも感情が勝つ、という点がビックリした。