こてこてこ

潜水服は蝶の夢を見るのこてこてこのレビュー・感想・評価

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)
5.0
ある日突然全身麻痺を患った40代の男性の話だけど、ずっしり重くなく、皮肉やユーモアや、画面の美しさで楽しむことができた。(もちろん考えさせられる場面やセリフもあるけれど見やすいという意味)
Twitterで見かけてから、タイトルがすごく気になっていてやっとこさで鑑賞した。
体が思うように動かなかったり、声が届かなかったりするのを潜水服に例えているのがなんとなくいいなと思った。
死にたい、という考えから、私にはまだ想像力と記憶がある、という考えにシフトできる強さに頭を殴られたような衝撃を受けたし、すごくかっこいいと思った。
主人公ジョンドミニクの想像の中での食事シーンで、2人とも食べ方が汚いところにうげえって思ったけど、性行為の暗示だったと分かって妙に納得した。
あと、ジョウドゥーが紡いだ文字を読みたいと思った。

私が1番好きなシーンは、フットボールの試合を見ているところに経口剤?を入れられて、看護師さんにおい邪魔だ早くどけって悪態吐きながら観戦してたら、看護師さんが出て行く間際にテレビ切っていっておい!!!!!ってなるところです。
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