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潜水服は蝶の夢を見るのnaoのレビュー・感想・評価

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)
3.3

生きることってなんなんだろう?
そんな普遍的であり哲学的なものを感じた映画でした🤔

体は動かなくなっても想像力や記憶力があれば魂は蝶のように自由に舞う事ができる。
だったらたとえ体がうごかなくても人生を前向きに生きる事だって出来る。という自ら生きる意味を見いだす事こそが生の本質なのかなぁなんて思いました。(まぁこういう問題には正解なんて無いんだろうと思いますが😅)

そんな生きる意味を見つけ出したジャン=ドミニク・ボビーは、本を書き出します。1文字1文字瞬きしながら大変な時間をかけて執筆をし疲労困憊しながらも本を書き上げ、出版をします。
だが、その出版から10日後に彼は、亡くなってしまいました。彼にとってこの本は、来世に向けた自分は自分らしく生きたという最後の吐息だったのかもしれません…
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