Ken

小さな恋のメロディのKenのレビュー・感想・評価

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)
3.7
2021年12本目。
思ってた終わり方より、めっちゃド派手な終わり方だった。自然と笑顔になっちゃう作品だなぁ。

純粋さに満ちた作品。
11歳の子供たちがピュアすぎる。あまりにもピュアすぎて笑ってしまう。
2人で学校サボってデートに行っているところとか、ついにやけてしまうよね。楽しそう。
しかしピュアさ加減が爆発しすぎてて、子供に真面目に「幸福になりたいだけなのに、なぜいけないの?」って言われるのきっつ 笑

ダニエルとメロディは純粋さ全開キャラであんまり喋らない。セリフの数ではトムの方が多いのでは?
しかしそのトムがとにかくいいやつ。ダニエルよりトムの方が絶対モテるやろ。気が弱くて大人しいダニエルと仲良くして、喧嘩してもすぐに謝れる。いいやつすぎる。

Bee Geesの音楽がたくさん聴けるの素晴らしいですね。
あと1971年の作品の時代感もすごい。1967年の「卒業」に似たものも感じた。

本国のイギリスや、アメリカでは流行らず。たしかに話の展開は今ひとつに感じた。
しかし日本では大ヒット。日本人って純粋さにものすごい憧れを抱くよね。




「年寄りは、たいていみじめだ。」「年をとると何でもわかるのよ。だから飽きちゃうのよ。」
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