まりぃくりすてぃ

フレンチ・カンカンのまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)
3.0
カンカンってなぁに? なんにも知らなかったワタシ。。。

さて、踊るリコウに見るリコウ、同じリコウならどっちもトクトク! だわっ! と結論づけれる前半だった。いつもながらスクリーンごしに「みんな幸せになれよ~ぉぉ」って観客席向きにタクト振ってくれる指揮者みたいな名匠ジャン・ルノワールらしさ(大いなる幻影/ピクニック/恋多き女・・と共通)が、カラフルおべんと箱みたいな色使いで歩んだし。
若い女性がみ~んな小鳥みたいに在るからワタシも小鳥にならきゃ、と想わせもした。

だけど中盤から後半は、ワタシん中で、、「じつはプロットにはほとんど魅了されてない」感と「とにかくラストに必ず来るカンカンサクレツを待ちたい」感との綱引き。。。
円盤でこれ観る人は、ラストまで一っ飛び早送りしてもいいでしょう(嘆息)。

ともかくも、ハイキックに次ぐハイキック。カラダ強~い。ジャンプしての前後開脚ランディングにびっくり!
文化祭か体育祭みたいな映画だった。高校の。(えっ、高校?)