広島カップ

炎の戦線 エル・アラメインの広島カップのレビュー・感想・評価

3.0
第二次世界大戦中の北アフリカ戦線におけるイタリア軍前線兵士達の話。

大学を出て新兵に志願した若者の目を通して戦場を捉えます。

イギリス軍と戦っているのは間違いないのですが、過酷な戦場の状況に一体誰と戦っているのか?何と戦っているのか?観ているこちらが解らなくなってきてしまいます。

何をするにも黄土色の土煙が巻き起こるという北アフリカ戦線。
イギリス軍の迫撃砲が着弾しても、バイクが走っても、兵士が行軍しても、死体を埋める為の穴を掘っても、何をしても土煙が上がり疲労した兵士達の日焼けした髭面を汚して行きます。
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