しの田

ある兵士の賭けのしの田のレビュー・感想・評価

ある兵士の賭け(1970年製作の映画)
2.0
 わざとらしいハートフル見本市。良いところも勿論あるが、なにしろくさい
 基本的な雰囲気は格好良く、戦闘シーンや軍備描写はしっかりしてて、アクション中心の映画と遜色ない。字幕のフォントが大変良い。日本映画だけどもセリフが殆ど英語なのは珍しく、日本庶民の英語力がネイティブ並みになるマジックが起きているにしても、好感が持てる。シナトラJrの歌はビビったけど良かった
 しかしわざとらしい。記者の俳優の濃いい顔に私が慣れていないからだと思われる。ねじ込まれているようにしか思えない彼の役のお陰で全てを濃く感じる。あとドラマティックなシーンの音楽、兵士に懐く子供達。もしこれがアメリカで作られた映画だったら、日本馬鹿にしてんのかと思っただろうなあ
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