えそじま

トラ・トラ・トラ!のえそじまのレビュー・感想・評価

トラ・トラ・トラ!(1970年製作の映画)
3.6
現地時間12月7日、晴れ。
澄み渡る青空の下で米海軍の一隊が国家斉唱している。
約束のゴルフを待ちきれない陸海軍総指揮官、二日酔いで動けない者、兵舎で賭け事に明け暮れる者、特に何が起こるわけもない監視任務に飽き飽きとしている者、ハワイには連日のどかな日常があり、駐在する米陸海軍には上層部の腐敗と、怠慢が蔓延っていた。

同日7時00分、情報センターはオアフ島北端からの飛行群接近報告を友軍機B-17の飛来と認識し、詳細の確認を取らなかった。
7時10分、太平洋艦隊司令部は国籍不明な潜水戦隊の湾内潜入報告を「青二才の誤認」として重要視しなかった。漁船に向かって誤射する事故が何度か起きていたからだ。

7時49分、真珠湾上空に到達した大日本帝国第一波空中攻撃隊は総指揮官淵田の号令で全軍突撃を開始した。

7時52分、淵田は旗艦赤城に対して暗号略号を打電した。

「トラ・トラ・トラや(我、奇襲に成功せり)」


1941年、大日本帝国海軍の真珠湾奇襲を日米合作で両視点から描いた戦争巨編。
実物の雷撃機、爆撃機編隊、軍艦を使用し、生身の人間が演じた大スペクタクルである。

(もしかしてインターミッション後だけで良かったんじゃ….)
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