takanoひねもすのたり

the EYE 【アイ】のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

the EYE 【アイ】(2002年製作の映画)
3.3
今日は幽霊の日ということで、これを再鑑賞。
パン兄弟の香港オカルトホラー。

マンは2才で失明、18歳になった時に角膜移植を受けるのですが、視界だけではなく、幽霊も視えるようになってしまう。

2才〜18歳の間、盲目で過ごした彼女は、字が書けなかったり、触らないと物が何であるか判断できないというハンデがある…こういう細かい設定には、なるほどと思いました。
そういやそうですもんね。

しかし見えないはずのものが見えるのは、やっぱり怖い。
しかも悪夢や幻覚をも見てしまう。

ふと、これはドナーが見ているものを見てるいると気がついたマンちゃんは担当医のロー先生と共に角膜提供者の元を訪ねます。
香港からタイへ。

案の定ドナーは霊媒師のような力を持ちつつも自殺してしまったリンという女性のものでした。


ハリウッドリメイク版も作られていて、あちらのほうは、宗教の違いやメキシコへ遠征したりで、ドライで湿度どこー?な感じでしたが、クライマックスの爆発シーンはリメイク版のほうが良き。
オリジナルも悪くはないですが。

どっちが好みかと聞かれたらオリジナルです。恐怖表現は静的でそんなに怖いわけではありませんが、馴染みある心霊現象で攻めてくるので違和感が無く好印象です。