YukikoSwan

黒い牡牛のYukikoSwanのレビュー・感想・評価

黒い牡牛(1956年製作の映画)
4.0
黒い牡牛!
ダルトントランボ脚本。

発表当時は赤狩りにあって
名前を出すことができなかった
ダルトントランボ。

しかしながらアカデミー賞をとる!
ローマの休日、黒い牡牛とアカデミー賞をとり、その後ダルトントランボは自分が脚本をしたことを発表することになる、、
という背景もドラマチックです!

男の子が言う、ヒターノ!という
言葉があまりにも耳にのこりすぎて、
なんとなくヒターノ!といいたくなってしまったりします。(個人差あり)

メキシコが舞台ですが、言語はほぼ英語で繰り広げられます。たまーにグラシアス!とか言われるけど、標準言語が英語なのはやはり不思議。

最後のメキシコシティを巡って巡るシーンは観光気分にもなれちゃいます。

牡牛が、金持ちの車に突進したり、
最後の観客が生かせろ!と大勢で
命を大切にするあたりが、
なんともトランボ節✨
スパルタカスと同じくだりですね。

映像担当も音楽担当も、素晴らしい巨匠により作られてますので、この作品はなんともDelicioso!
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