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黒い牡牛のbeachboss114のレビュー・感想・評価

黒い牡牛(1956年製作の映画)
4.0
ダルトン・トランボの偽名脚本という背景を知らなかったら、小学校の体育館で見せられるような教育映画だと思って途中で投げてたかも。

実際、クライマックスに入るまでは、お子さま向けのご都合主義なおとぎ話だったし。

とはいえ、ラスト10分の闘牛シーンは盛り上がったし、そこだけでも見る価値あり。裏事情を知ってしまうと、干された脚本家のあからさまな自己投影が鼻につくけれど、素直な心で見てさえいれば熱い感動があるのは確か。
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