YuyaTakegawa

黒い牡牛のYuyaTakegawaのレビュー・感想・評価

黒い牡牛(1956年製作の映画)
4.5
事前にトランボの話(というかハリウッドの赤狩りの話)を知っていての評価。初見で予備知識無しだとファミリーもの? みたいな印象で終わったと思う。自身の人生に引き寄せてのこの渾身の脚本。全体の構成としてエンタメとして成立させつつも、"赤い旗"に飛び込む闘牛とそれを取り巻く家族の苦難と救済。凄いとしか言いようがない。