Rena

黒い牡牛のRenaのレビュー・感想・評価

黒い牡牛(1956年製作の映画)
3.7
トランボの存在を知ってから気になっていた作品。
黒い牡牛=トランボ自身ということを聞いて、妙に納得です。
牡牛が、何度も何度も力強くマタドールに向かって行く姿に感動しました。

まず、少年レオナルドの牡牛ヒタノに対するひたむきな思いに心が洗われます。
大人になってしまうと打算的に行動してしまいがちですが、昔は誰もが持っていた純粋な心を思い起こさせてくれる、そんな素敵な映画です。

印象的だったのは、レオナルドが走るシーン。
メキシコの農村でも、街中に出てきてからもヒタノのために走ります。
走る走る走る。
走り出したら止まらない。
とにかく懸命に走り続けます。

そして、なんと言ってもレオナルドの演技が秀逸。
演技力+澄んだ瞳...素晴らしいの一言です。

また、闘牛のシーンに圧倒されました。
大げさかもしれませんが、まばたきをするのを忘れるほど、また、呼吸ができないくらい臨場感にあふれ、とても素晴らしかったです。

TCXで鑑賞することができて、感激です。