隠れた超絶名作と本に書かれており、
タイミング良くBlu-ray化されたので買って鑑賞してみた。
少年と逞しい牡牛との友情物語なのだが、
序盤ですでに50年代メキシコの長閑な風景と古さを感じる音楽が牧歌的な心地良さを与えてくれ夢中になった。
もちろん、それだけではなく物語自体も真っ直ぐな話ながら、優れた脚本と演出で感動を与えてくれる。
クライマックス、アンティークな街並みを奔走する少年の姿と、闘牛場で力の限り奮闘するヒタノ(牡牛)の姿には涙が溢れそうになった。
観終わった後には胸に熱い気持ちと温かい気持ちが残り、本当に素晴らしい映画だと余韻を噛み締めていた。
オー!ヒターノ!ヒターノ!!