菩薩

ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たちの菩薩のレビュー・感想・評価

3.0
そうそうこれが僕らのドラゴンボールシリーズ第9弾。前作「とびっきりの最強対最強」の正統続編としてメタルクウラがお相手の一作であり、遂に劇場版にベジータ四世初登場の回。冒頭から新ナメック星が巨大アメーバのようなロボット惑星に侵食され地球の新神様となったデンデは仲間のピンチを救ってくれと悟空に助けを乞う、ってストーリーの肝心な部分を完全にナレーション処理で済ますと言う大胆な省略。まぁ尺が短いもんでね、その分バトルシーンに特化した一作になってはいるが、なんせ相手が機械ばかりとその点は面白味に欠ける。ピッコロさんは新たな故郷(って言いかた変だな)のピンチを救うべく実力以上の働きを見せるが、クリリソはいつもの「なんで俺だけ」要員、ヤジロベーは仙豆要員、悟飯は相変わらずカス。なんせメタルクウラが出てくるまでも超速だし、その後はひたすらバトル、何故かメタルクウラも瞬間移動を会得しており、互いが瞬間移動を用いての過去最速のスピーディバトルは目で追えるの俺くらいであろう。悟空・ベジータ両名が超サイヤ人で相手し、死力を尽くしやっとこさ一体破壊したかと思いきや、影の上には無数に並ぶ新たなメタルクウラの姿が…って、俺子供の頃劇場でこのシーン観た時、素直に「終わった…」って呟いた記憶がある。その先は捕まる→エネルギー吸われる→吸いすぎて自爆、って言うあるあるな展開に、多少『AKIRA』っぽいとは言えやっぱり機械相手で面白くないし、最後トドメの差しかたも「それ…?」ってくらい手抜き…。そもそもベジータがわざわざ自分は個人用のポッドに乗ってわざわざ新ナメック星まで悟空達を追いかけて行く動機が正直無い、まぁストーカー体質なとこは確かにあるが。今作は作画もストーリーもなかなか緩いが、「ブロリー 」好きな人にはこれくらいがウケるのかもしれない、にしてもメタルクウラがテッカテカでカッチカチ。