PANDADA

子猫物語のPANDADAのレビュー・感想・評価

子猫物語(1986年製作の映画)
2.0
木箱に入ったまま川に流された子猫チャトランとそれを追いかける友達のパグのプー助の冒険のお話。

まことしやかな虐待疑惑が囁かれた作品ですが、疑惑とされたシーンのうちいくつかは実は根拠がないです。
いわゆるチャトラン満腹シーン、子豚二匹お休みシーン、眠そうなチャトランのシーンは疑惑になる部分はないし、それを流布する人は実は未観なのでは?とも思います。

反面、やはり過酷に観えるシーンも散見されるのも事実。

人間を一切登場させず、動物達だけで作った部分はそれなりに当時としては新鮮だったのでしょう。
その分、ストーリー的な面白さはあんまりなくて、小泉今日子が朗読するポエムで代言している感じで、やや退屈。

いろんな事が言われている作品で、
真相はわかりませんが、
出てくる動物達が健気で可愛いのは確か。
猫達もパグ達も鹿も熊もアライグマも狐も。
そして、過酷なシーンはなくても全然良かったんじゃないかなぁとも思います。
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