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花とアリスのkazu1961のレビュー・感想・評価

花とアリス(2004年製作の映画)
3.8
▪️Title : 「花とアリス」
Original Title : ※※※
▪️Release Date:2004/03/13
▪️Production Country: 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-131 再鑑賞
▪️My Review
“我愛你”“再見”。。。
細かなカットで紡がれた光と瑞々しさ、ほんとに美しい映像と、岩井監督自身が作曲した音楽が見事に合わさり観ていることが心地よく胸がひりひりする、そんな素晴らしい世界観は岩井俊二ならですね。
全体的に淡々とした作品なんですが、フワフワとした質感や役者たちの自然な演技で、細部の細部まで違和感ない世界を作り上げられた手腕はさすがとしか言いようがありません。
恋の成就のための無謀のようだけどありふれた行動も鈴木杏と蒼井優の等身大の演技で高校生の生き生きとした日常に転換されています。
本作、ショートフィルムとしてウェブで配信されていた岩井俊二監督作品の劇場公開版です。恋に揺れる2人の少女、ハナに鈴木杏が、アリスに蒼井優が扮しています。そしてこの2人の少女に翻弄される宮本を郭智博が演じています。その他ルー大柴、アジャ・コング、伊藤歩、中野裕之監督、叶美香、テリー伊藤らの豪華ゲスト出演も見逃せませんね。
岩井俊二監督がリリカルなタッチで紡ぎ上げた青春映画。親友同士の女子高生2人と、先輩の男の子が織り成す恋の三角関係が、せつなさとユーモアたっぷりにつづられています。
物語は。。。
幼なじみのハナ(鈴木杏)とアリス(蒼井優)。ハナは落語研究会に所属する高校生・宮本(郭智博)に一目惚れ。同じ部活に所属し、なんとか宮本に近づこうとするハナ。そしてある嘘をついたハナは、宮本と急接近します。しかし、その嘘がバレそうになり、さらに嘘をつくはめに。しかもその嘘がきっかけで宮本がアリスに恋心を抱いてしまい。。。
しかし、ほんとにこの頃、18歳の蒼井優は可愛いらしいでふよね!!さらに、グィッと引き込まれたのは、最後のバレエのシーンです。このシーンの蒼井優の魅力は量りしれないものがありますよね。

▪️Overview
明るく素直なハナと、おてんばでいつもハナを振り回しているアリスは幼なじみで、これまでなんでもいっしょにしてきた親友。高校生になったハナの宮本センパイへの初恋にアリスが協力、恋を成就させようとするのだが。記憶喪失に端を発した奇妙な三角関係と、少女たちの成長が並行して進行。その中に短編映画のようなエピソードが散りばめられていく。「リリイ・シュシュのすべて」の岩井俊二監督が、脚本、音楽、編集も担当。(引用:映画.com)

出演は、鈴木杏、蒼井優、郭智博。
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