死人

バトル・ロワイアルの死人のレビュー・感想・評価

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)
4.9
久々に見返してやっぱり素晴らしい作品だなと改めて思いました。生涯ベスト5は譲れませんね

振り切った題材だからこそ、個々の描きこみが少なくとも登場人物の思考や美学が際立っています

助け合いたいと思う人、他者を信じられない人、殺すくらいなら死を選ぶ人、殺してでも生きたい人。設定がリアルでなくとも作品内の人物は全てがリアルなので共感出来る。個人的には人一倍生に執着する相馬光子がかっこよくて撃たれても立ち上がる姿が儚くも美しい。あと、一度も話したことないけど好きな人、みんなできた事あるだろう!?殺し合いながらもしっかり青春してて涙が出ます

終わり方も希望を感じさせる疾走感があって大好きです。からの静かな日々の階段をが最高

まだ中学生の頃に父親と一緒に鑑賞したのが忘れられません。バイオレンス映画に目覚めたのはこれがきっかけだと思ってます。ありがとう!でもR15だから息子には見せるんじゃないよ、親父!笑
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