エリオット

踊子のエリオットのレビュー・感想・評価

踊子(1957年製作の映画)
4.1
浅草の仲見世の一座で踊子と楽団員として働く姉夫婦のもとに田舎から妹が出てくるところから物語は始まる…堅実な姉と奔放な妹が織りなす反発と親愛のドラマ

ゆっくりとしたカメラの横移動が何度も出てくるのが印象的な清水宏監督作品で、監督の作家主義的なところが出ているだけかと思ったら最後にそれがストーリー上も効いてくるところが心憎い

悪魔的に奔放かつ魅力的な女を演じる京マチ子はぴったりのハマり役
脚もきれいな淡島千景と2人で踊る場面をもう少し見せてほしかったが概ね満足

「京マチ子映画祭」より
エリオット

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