ウザい男と地獄のドライブ映画。
妻の出産のためにアトランタから飛行機でロサンゼルスへ帰ろうとしていたピーター。
空港で出会ったイーサンという俳優志望の男のせいで彼の旅路は波乱のものに…。
飛行機が飛び立つ直前に一悶着あり、いろいろあってピーターはイーサンの運転する車でロサンゼルスへ向かうことに。
問題はこのイーサンがとてもクセが強いということ。
なんかもうとてつもなくウザいという。
馴れ馴れしすぎるとか、マイペースすぎるとか、常識がないとか、とにかくいろいろ問題点が多い。
そんな彼に振り回されるピーター。時折ブチギレたりもする。
ピーターも性格に多少なりとも難ありだが、彼の受けた仕打ちを考えるとしょうがない気もする。
気にくわない相手だったが、なんだかんだ気を許していくというよくある系の物語。
ただそこの過程部分が納得いかない。
問題の大半はイーサンが原因でそれを彼が解決したりしてもマッチポンプしてるだけ感しかない。そこから好感度上がるかというとないんじゃないかと。
よくある問題児だけど憎めない系キャラらしいけど、自分は無理だった。
イーサンを好きになれるかなれないかで評価が割れそうな映画。
笑えるところは笑えるけど、不快というか理不尽な点で点数が帳消しになっていた感じです。
関係ないけど、ロバート・ダウニー・Jr演じるピーターがかなりトニー・スタークぽいキャラだと思いました。吹き替えも藤原啓治だったし。