サマーシーズン到来

オズの魔法使のサマーシーズン到来のレビュー・感想・評価

オズの魔法使(1939年製作の映画)
3.0
1939年に公開された映画とのこと。随所から懐かしさを感じられる本作。

ファンタジーの原典の様な作品。実際にこの作品が原典であるかは分からないが、今日まで創られてきた様々な作品の基となるようなキャラクターや設定がたくさん登場していたと思う。

モノクロからカラーへの移り変わりはやはり演出なのですね。DVDを視聴した際にモノクロだったので、あれ?カラーだったはずだよな?と思って、途中での切り替えに驚きました。

また、「ここどうやって演出しているんだろう?」と感じるシーンがたくさんありました。当時はCGあったんですかね?無いと思うんですけど、CGでないのであれば、どうやって再現しているのか分からないくらいの演出がたくさんあります。当時の子供たちは絵本の話が実写で見れて目を輝かせていたんだろうなぁ。

各シーンで、ファンタジーな世界観を産み出すためにセットや演出をとてもこだわっていることを感じました。

お話自体は可もなく不可もないといった感想ですが、間違いなく「オズの魔法使い」が今まで脈々と続いてきたファンタジー映画に強く影響を与えきたことを感じられる出来でした!