ハレルヤ

オズの魔法使のハレルヤのレビュー・感想・評価

オズの魔法使(1939年製作の映画)
4.1
有名ながらも今まで未見だった作品。
DVDを300円で買えたので、ようやくの初鑑賞でした。

まず1939年という今から80年前の作品とは思えないクオリティに驚かされました。CGなどの映像技術が無い時代に、ここまでのファンタジー映画が作れるとは。

オズの国に迷いこんだ少女ドロシーと、道中で出会った脳みその無い案山子、ハートの無いブリキの木こり、勇気の無いライオンというバラエティーに富んだキャラクターたち。そしてドロシーの愛犬トトも含めた彼らの冒険。今の時代に見ても通じる楽しさと感動があります。

序盤と終盤のカンザスでの場面はセピア調のモノクロで描かれているので、オズの国に舞台が移った時のカラーの素晴らしさは特筆もの。DVDで見てもかなり綺麗な画質なので、その美しさは伝わるかと思います。

監督のヴィクター・フレミング。この映画だけでも凄いと思わせてくれるのに、同じ年に「風と共に去りぬ」まで監督してるんだから本当に恐れ入る!系統は違うものの、映画作りの巧さを感じさせてくれますね。

有名すぎる主題歌の「Over The Rainbow」を始めとする劇中の音楽も映画に良い彩りを加えています。102分という時間もちょうど良い感じ。

主役のドロシーを演じたジュディ・ガーランド。劇中では彼女の可憐な姿にずっと魅了されていましたが、プライベートはその姿とは裏腹に壮絶な人生。調べなきゃよかったなと思ってしまうほどでした。

それでもこの映画自体はいつの時代においても愛され続けるのも納得の仕上がりでしたし、大人でも子供でも老若男女問わず間違いなく楽しめる作品だと思います。