ぞみ

オズの魔法使のぞみのレビュー・感想・評価

オズの魔法使(1939年製作の映画)
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ジュディ・ガーランドかわいい〜!(彼女にまつわる諸事情は置いといて)可愛くて、美しい〜!動きというか、身のこなしに品がある!ドロシー超かわいくて良かったです!

オズの魔法使い、小さい頃に絵本でよく読んでいて、大好きな作品だった。今その絵本はうちには無いし、あまり思い出すことはできないけれど、この映画とは少し違ったような気がする…?

世界観が本当に好きで…脳がほしいかかし、心がほしいブリキ男(絵本ではブリキのきこりだった?)、勇気がほしいライオンと、お家に帰りたいドロシー。黄色いレンガをたどって、偉大なるオズの大魔王様がいるエメラルドの都へ…

みんなは欲しいものを、きっともともと持っていたんだと思います。持っていることに気づいていなかっただけだったり、勘違いな思い込みをしていたり。けれど、みんな欲しいものはドロシーのため、つまり人を想いやることで、本当の意味で手に入れていったんだなぁと…
オズの魔法使いはペテン師?ではあったけれど、良いこと言うじゃん〜みたいな。

ミュージカルが大好きなので、観始めたのだけれど、映画というより劇を観ているような感覚でした。ガルチさん酷すぎたし、カットが長くて飽きそうになったシーンやチープなクオリティが気になったけれど(まあ時代ですな…逆に言うと、1939年でこれはすごいのかも?)、♪Over the Rainbowはとても素敵だったし、セピアっぽいモノクロ(味があって素敵)から、カラフルな世界へ変わる演出がすごく良かったです。

ちょっと不思議の国のアリスっぽい。
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