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オズの魔法使のYSKのレビュー・感想・評価

オズの魔法使(1939年製作の映画)
3.3
ガレキから外れて歩いていたけどいいのかな

とても古くから知られているおとぎ話ですが、あらすじやキャラクターは知っているのに、見たこともないしければ最後もあやふやな記憶しかなかったんですよねー
そういえば主役のドロシーも『ジュディ 虹の彼方に』で話題のジュディ・ガーランドですからね、当時16歳のジュディは本当にかわいい
もちろんその後のジュディはいつの時代もかわいらしくいつの時代も美しいのですが、この時この歳ならではのジュディのかわいらしさには目と心を奪われてしまいました

モノクロ映画からカラー映画へと移り変わる時期の映画ということで最初と最後のみモノクロですが、最後のモノクロのシーンはカラーでもよかった気がしました
こんなつまらないところは出ていきたいと言っていたドロシーが、彩に満ちた魔法の国オズを冒険した結果「お家が一番」ということに気がつくのですから、かえってきたホームも彩に満ちていてほしかったです

80年も前の映画ですから全てセットでの撮影ですし、CGどころか合成技術やメイクですら雲泥の差ですが、逆に今では出せない味が出ていますよね
物凄くリアルなライオンや、物凄くリアルな案山子や、物凄くリアルなブリキ男が見たいわけではないですから、ねえCats?
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