カナヘビ

オズの魔法使のカナヘビのレビュー・感想・評価

オズの魔法使(1939年製作の映画)
4.0
名作。当時の技術でこれを作ったこと、感じる物が多くあります。CGにはない良さがそこに。

かわいいキャラクターによって繰り広げられる冒険は様々な試練に阻まれますがその中で気づかないうちに成長しているという王道でいて最もわかりやすいストーリーになっています。

実はこの作品は初のカラー映画で、友達のお父さんが初めて劇場で見て涙を流したと聞いて感じるものがありました。時代を超えてこの映画を楽しめることを嬉しく思います。

素敵な音楽と共に歌い踊るキャラクターたちは見ていて楽しくなるし、衣装もとても素敵なものとなっています。実はその衣装の数々はとても重かったり、臭かったり、メイクのせいで表情が固まってしまったなどの裏話も読んでみると楽しいです。
また当時のハリウッドは俳優を非人道的な扱いをしていたことも有名で主演のジュディ・ガーランドは厳しい一生を送りました。
その事は映画化されているのでそちらも合わせて見ていただければさらに深く感じられると思います。
カナヘビ

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