ヴレア

彼のオートバイ、彼女の島のヴレアのレビュー・感想・評価

彼のオートバイ、彼女の島(1986年製作の映画)
2.1
バイク狂いの主人公が別れた女を忘れる為にバイクで旅に出る物語。
でも、冒頭で直ぐ新しい女性に出会う。それが原田貴和子なんですね。別れ際に「何処へ行くの?」と聞かれた主人公が「風を探しに」と言って立ち去るのには笑ってしまう。当時としては格好いい台詞なのかもしれないけど、今こんな台詞言ったら( ゚д゚)ポカーンってなっちゃうでしょう(笑)

そんな主人公を演じたのが竹内力というのが驚きだった。確かに面影はあるけど、言われなきゃ全然わからない爽やかなイケメンで、最近の彼しか知らないので何故こうなった?と驚く。

ストーリー自体ははっきり言ってかなりつまらないし、盛り上がりにも欠ける。
良かったのは大林監督らしさが光るカラーとモノクロの映像を交互に見せていく演出。ただ、その法則性は謎。もう2、3分おきに切り替わる所とかもあって落ち着かない。
それと、リーゼントの三浦友和がやたら格好良かった!
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