Jeffrey

パピヨンのJeffreyのレビュー・感想・評価

パピヨン(1973年製作の映画)
3.5
「パピヨン」

本作は1973年に製作された伝記映画で、フランクリン・J・シャフナーが監督し、スティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンが主演を務めた胸に蝶の刺青をしていることで「パピヨン」と呼ばれた男が、1931年に無実を叫びながら終身刑となったのだが、脱獄に成功してしまい、後にベネズエラ市民権を取得したというアンリ・シャリエールの同名自伝小説を映画化したもので、当時の公開謳い文句は小説は世界1,000万部のベストセラーを記録。製作のロベール・ドルフマンと製作総指揮のテッド・リッチモンドである。ジェリー・ゴールドスミスの音楽は、1973年度のアカデミー作曲賞にノミネートされ、しばしば映画音楽の名曲の一つとしてコンサートなどで取り上げられてきたそうだ。何とか生き残ろうとして辛抱強い彼らの生きるか死ぬかの過程が非常に良かった。なんとも辛い作品だ。大体「暴力脱獄」とどっちが好きかってなるような映画だが、俺はジャック・ベッケルの「穴」が1番好きなんよね。
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