キムトモ

パピヨンのキムトモのレビュー・感想・評価

パピヨン(1973年製作の映画)
3.9
初)どしゃ降りの雨、泥水の中、顔にへばり付く汗、僅かな光の独房…不快指数100%の前半部から太陽の下の島へ脱走した時はカタルシスさえ感じます…でも監督はこれだけでは終わらせません…また主人公を独房に入れ脱獄を目論見させます。この光景には哀れみさえ感じるようになってしまいました…追跡シーン、セリフが無いシーンで流れるゴールドスミスの音楽と名匠監督シャフナーの両巨匠の凄さを感じる作品。今時の監督じゃこれほどイカレタ男の話をこんな長い尺で撮れませんね…
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