こもり

パピヨンのこもりのレビュー・感想・評価

パピヨン(1973年製作の映画)
4.8
自称無実の罪で終身刑になった男パピヨン(スティーブ・マックィーン)の13年にも及ぶ脱獄挑戦記in1930-40年代,フランス領ギアナ🦋🏝 実話を基にした小説が原作
独居房での限界サバイバル生活やパピヨンの自由への執着、脱獄チャレンジ中に出会う様々なバックボーンを背負った人間たちから感じる世界の広さ とかとかなんかもう凄すぎて、2時間半あっという間に感じた。ただの脱獄ものに収まらない圧倒的な熱量があるし映画の最後の最後に廃墟となったギアナの複数の収容施設が映されるのもまた現実に大勢の人たちが収容されていたんだと心臓ぎゅっとなるし人生とは…自由とは…運命とは…と改めて考えさせられた。大谷吉継と石田三成みのあるハンセン病患者とのやりとりも印象深い
げろ 血 人がばたばた死ぬ 🐊🐓🐖gkbr..
ジェリー・ゴールドスミスの音楽の哀愁◎ スティーブ・マックィーンさんの生後間もない猫ちゃんみたいな色素の薄い青いおめめが綺麗 ブルーモーファス(蝶)の羽はアメリカ紙幣の染料になるそう ハンセン病患者の身体的特徴を直接的に描いてる希少な作品(弱視盲目ぼろぼろの指たくさんの膿..)
「俺はまだ生きている」