スティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンの競演した名作と名高い作品を未鑑賞でした。
無実の殺人罪で囚人の身となったマックイーン演じる主人公“パピヨン”と国債偽造の罪で囚われているホフマンの刑務所脱獄に絡んで生まれた友情を背景に自由の身を追究する“パピヨン”の生き様を描いた感動作でした。
正反対の性格の上に育つ友情・・・そしてパピヨンの強い意志を二人の素晴らしい演技で目を離すことが出来ませんでした。
特に厳しい刑務所の独房に囚われるパピヨンの表情の描写が凄まじく思います。マックイーンの透き通ったブルーの瞳が訴える辛さが何とも切ない・・・
他のレビュアーさんも感じられていますが『ショーシャンク・・・』と同じ様に本当に心に沁み居る作品でした。