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現金に体を張れのnewのレビュー・感想・評価

現金に体を張れ(1956年製作の映画)
3.8
ジョニーは出所したばかりにも関わらず、競馬場の売上金強奪を企み仲間を集める。周到な準備の末、いよいよ決行の時が来るが、計画が成功したかに思えた瞬間、思わぬ展開がジョニーたちを待っていた……。

スタンリー・キューブリックのハリウッドデビュー作品。
28歳という若さで撮った作品らしい。
クセの強い作品が多いキューブリックの作品だが、本作はとても素直なサスペンス作品。しかしながら、単に時系列順に描く訳ではなく、キャラクターに軸を軸に据えてそれぞれバラバラの時系列で物語を収束させていく手腕はデビュー作ながら非凡さを感じさせられた。
最後にデカデカと「THE END」と表示される演出も堂々としてて、なんだかかっこよかった。
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