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狂恋のkazunのレビュー・感想・評価

狂恋(1947年製作の映画)
3.4
美しき未亡人ブランシュに一目惚れしたマルタン。2人は付き合いだすが彼女の悪い噂を聞いたマルタンは口論の末彼女を殺してしまう。

印象的なシーン
・穀物と小鳥の店←どういう取り合わせ
・ボクシング会場での出会い
・銀のクローバー
・領事との三角関係
・パリのナイトクラブ
・口論 絞殺 火事
・裁判 最後の最後で叔父さんの証言
・無罪判決の夜

銀のクローバーは幸運のお守りになってないです(笑)

パリでは自分の垢抜けない所に肩身の狭い思いをしたマルタンは卑屈になっていたのでは。

難しい現場の仕事を請け負い死亡事故を出したのに保険を滞納していたので見通しがつかないことに…?

姉に金の使い方を注意されていたのに女に金をつぎ込むことで自分が困ることに。

そんなイライラが、領事とのことに疑念を抱いていた所に火に油を注ぐ格好になって激しく嫉妬します。

ブランシュもはっきり話をすれば分かりあえるのにと思いました。

無罪になっても心はNOと言ってるから自らを罰したのですね。

2大スターの豪華な共演でした。マレーネ・ディートリッヒ仏語も流暢で凄い。
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