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バーバリー・コーストの一のレビュー・感想・評価

バーバリー・コースト(1935年製作の映画)
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童貞くさいウットリ詩人ジョエル・マクリーが「いつも愛のことばかり考えていた いつか愛する人に詩を読みたいと思っていたんだ」と大真面目に言い放つあたりはゾッとするが、ミリアム・ホプキンスの気っ風のよさには惚れ惚れするばかり。かっこいい。無法地帯の悪党に対抗して、ジャーナリズムに急き立てられる形で私刑を始める暴走自警団の描写あたりは、その後もアメリカ映画で繰り返し語られるテーマでもあり結構興味深かった。
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