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KUJAKU 孔雀のMのレビュー・感想・評価

KUJAKU 孔雀(1998年製作の映画)
3.5
・独特の映像
・ピントの合わせ方、音のガチャガチャ感、色調変化に最初ちょっと酔った
・海とお酒

間接照明だけにして、横になりながら鑑賞。青を基調とした色彩がスーッと入ってきて、感覚が研ぎ澄まされていく感じがします。主人公アサノが言う通り、余計なノイズと臭いに溢れた都会から一瞬でも逃れたいときに。言葉にしなくても感覚を共有し合える友人と、杯を交わしながら観るのも良いかも。

邦題だといまいち伝わらないけど(孔雀の匂いのするソファって???みたいになる)、原題 "Away with words"には「言葉は通じなくても繋がり合える」感が詰まっているなと思いました。英語、日本語、中国語が入り混じる中で、「言葉なんかいらない」というのを徐々に感じ始めます。
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