とびん

ダークナイトのとびんのネタバレレビュー・内容・結末

ダークナイト(2008年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

ノーラン版バットマンの続編。
遂にジョーカーの登場!
狂い具合がやっぱり好きだ、このジョーカーは、ただ狂ってるというだけではなく、サイコの中に知的さを感じた。
そして、バットマンはとうとう悪役に……。
陰鬱な展開がもうヒーローもののそれではないんだよね。最後の最後にタイトル回収をしたときは鳥肌を覚えた。
ノーランのカーレースシーンは、CGを使っていないからこそか、迫力が他の洋画より凌いでいる。
最後はなぜレイチェルのところに行かなかったんだろう。
刑事にはレイチェルのところに行くって言ってたような?
ノーランの作品は全体的に構成の難しいところが多く、セリフだけでは情報不足なところがある。
足りないところは想像で保管してみてねと視聴者に丸投げしているところが多く、「え? なんで」と引っかかるところが細々とある。
デントがレイチェルの復讐のシーンとか唐突だしね。
それでも、見応えはやっぱり十分で、二時間半見ても飽きない魅力が彼の作品には詰まっていた。
最後の真実を知ることが幸せになるわけではないという皮肉がよかった。
とびん

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