赤西蠣太郎

ダークナイトの赤西蠣太郎のレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
4.8
2008年の映画だが、コロナ禍の影響で今回IMAX4Kレーザーで鑑賞することができた。こんなことが体験できるなんてコロナ禍も捨てたものではないとやや不埒なことを考えてしまう。
さて、このダークナイト、実は劇映画では初めてIMAXカメラが使用された映画なのだ。152分のうち約30分がIMAXカメラで撮影されている。今では当たり前のようにIMAXカメラでの撮影やIMAXフォーマットでの上映が行われているが、本作はその記念碑的作品といえる。もう、それだけでもIMAX上映館で観る意味があるというものだ。ノーラン監督の先見性には敬服する。
さて、その上であらためて本作を鑑賞。やはり映像も音も圧倒的に素晴らしい。ストーリーの面白さももちろんだが、このダークナイトの世界観をIMAXで見れるのは本当に幸せだ。もちろんヒース・レジャーも素晴らしい。
ちなみに、昨年末仕事でシカゴに行った際、バットマンの撮影地も訪れた。その時の感動もまた蘇り、本作に対する思い入れも深いものとなった。