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ダークナイトのtagomagoのレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
5.0
ビギンズ、3作目のライジング、この2つは重なるところが多いのだがこのダークナイトに関しては今となっては少し異質というか外伝みたいな印象を受ける。
それはひとえにヒース・レジャーが演じたジョーカーの存在。
ジョーカーがパトカーの窓から顔を出し風を浴びる姿は何度でも見たい。

他の2つの作品がどこかファンタジー的なところがあるのに対し、徹底的に現実に寄り添ってるような印象。ヒロインかそれともゴッサムの未来かの二者択一を迫られたとき従来であればどちらも救うだがどちらも結果的に失敗する。最も衝撃的なのはバットマンの決断。アメコミ映画の枠を超えてしまっている。ダークナイトがヒーロー映画の枠を押し広げた。特別な映画。
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