まほ

ダークナイトのまほのレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
4.6
Why So Serious?

ユナイテッド・シネマで行われていた
IMAXリバイバル上映にて。
映画館での鑑賞は初めてでした。

今まで何度も家で見てきた大好きな映画だけど
やっぱり映画館じゃレベルが違う。

もうこれが公開されて10年経つんですか?
10年前にこのレベルの映画が出来るなんて
映画史に残る歴史的なものだ。

クリストファーノーランとハンスジマーという
組み合わせは他のどのIMAX映画よりも
比じゃないくらい音響が本当に凄い。
この2人になるとレベルが違いすぎる。

当時はまだ小学生でこの映画の存在は
知っていたけどヒースレジャーの
ジョーカーが怖くて見れなくて
結局初めて見たのもテレビ。
10年経ってIMAXでまた見せてくれるなんて
そんな機会に恵まれたことに感謝しかない。

ダークナイト三部作はDCコミックが原作ですが
正直私の中でこのシリーズは
アメコミ作品やヒーロー映画の部類ではなく
これはクリストファーノーランが作り上げた
クリストファーノーランの映画と思ってる。
人間の無情さ、醜さ、ずる賢さ。
ハービーデントのように
どんな善人であっても悪人になることはある。
「狂気は重力と同じだ。軽く押せばすぐ落ちる。」

ゴッサム警察の本部長の警察全体による
葬式でのシーンが凄く印象的で
あの銃声が本当に忘れられない。
それと病院まるごと爆破シーン。
ヒースレジャーのアドリブあってこその
あの映像は只者じゃないなと実感。

若干最初にキリアン先生が少し出てくるのが
ノーラン監督の粋なところというか
あんた、どんだけキリアン好きなんだよ!笑

ランボルギーニまるごとぶっ潰すシーンで
ブルースが「病院行こうかな?」って言って
ゴードンが「何も知らないのか?」というセリフは
「あ、チャンベーがバットマンってことを
世間の人は知らないんだ」ってことを
改めて思い出さすためのシーンでもあるのかな。

最後のこの台詞からのエンドロールは
何度見ても傑作を象徴してるなと。

"Because he's not our hero......
he's a silent guardian, a watchful protector
.....a dark knight."

「彼はヒーローじゃない、沈黙の守護者、
我々を見守る番人、"暗黒の騎士"だ」