炭鉱倶楽部

ダークナイトの炭鉱倶楽部のレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
5.0
冒頭5分でジョーカーの「危険度」「異常性」を印象づけてることにまず震撼。

各シーンでジョーカーが笑うたびに「混沌」があちこちで巻き起こるところには、ねっとりとした恐怖も感じた。

緻密な計算や人の心を逆撫でたり価値観を揺すったりする二枚舌で人を動揺させるのに、確固とした成し遂げたい「目的」は見えない。

結果としての「破滅」ではなく、過程としての「混沌」が見たいだけの異常者。
「手段のために目的を選ばない」シリアルキラーに背筋も凍る一作。
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