あおい

ダークナイトのあおいのレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
3.9
光が闇に堕ちようとも、
この街の正義は彼のみ、
“ダークナイト”
今は、暗黒を駆る時…

ノーラン監督「バットマン」シリーズ2作目。暗黒に拘った描写、激しすぎないアクション、史上最強の社会派アメコミ映画。
なんと言ってもヒース・レジャーの演技と、病院爆破が印象に残る。

◎ストーリー
ゴッサム市警のゴードン、検事のデント、大富豪のウェイン。彼ら3人はゴッサムに光をもたらすために、悪を裁くことに従事していた。そんな最中、バットマンの宿敵ジョーカーが脱獄して、、ゴッサムを恐怖の底に陥れようとしていた…

前作の「ビギンズ」よりも、さらにダークに、バットマンの真髄に迫るような作品。派手なDC映画を想定していると、少し期待外れになってしまうかもしれない。しかしながら、その重厚なストーリーと、どこまでもリアルにゴッサムとキャラたちの心情を描くスタイルが良い。

メインヴィランはジョーカーやけど、トゥーフェイス覚醒のくだりも重い。ジョーンズさんのはじめからイカれたトゥーフェイスもいいけど、やっぱヴィランといっても普通の人間の訳やから、これくらいが丁度いい。アーロン・エッカートナイスです。

クリスチャン・ベイルよりも、目立ってたヒース・レジャー。全くもって本人の面影を感じさせないまでのジョーカー。歴代ジョーカーってどれも素晴らしかったけど、あれは歴史に残るジョーカーやな。もう2度と見れないのが残念でなりません。

ゲイリー・オールドマン、フリーマン、マイケル・ケインなど名優揃いで、クリストファー・ノーランのやりたかった「バットマン」の世界がここにあります( ^ω^ )

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