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ダークナイトの磨のレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
4.1
「TENET テネット」の公開も控えるクリストファー・ノーランが初めてIMAX撮影を取り入れた作品。(冒頭30分がIMAXカメラによる撮影)
DCのバットマンとジョーカーの戦いを描く。7/10からIMAX&4DX版をリバイバル上映。「ノーラン作品はIMAXで」と(最近)決めたので、迷わずIMAXを選択。

アメコミヒーロー作品の常識を覆した映画で、アメコミ作品として世界興収10億ドルを超えた最初の作品。後にライバルであるMARVEL作品が何本も到達するが、正直同時期に公開された「アイアンマン」と比べると、映画としての出来は一目瞭然。本作が12年前の作品とはとても思えない。

クリスチャン・ベイル、ベテランのマイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンが素晴らしい演技を魅せる中、やはり最高のパフォーマンスはジョーカー役のヒース・レジャー。公開前にオーバードーズで亡くなってしまうが、本作の驚異的な演技でアカデミー賞助演男優賞を獲得。当初、キャスティングに批判の声もあったが、それを完全に跳ね返し伝説となったジョーカー像を作り上げた。
個人的にはホアキン・フェニックスよりもヒース・レジャーの“ジョーカー”の方が好き。役作りに命を賭けた彼の姿勢は畏怖の念すら抱いてしまいそう。
どちらにせよ“ジョーカー”役は常人にはできないと思う。マジで。