AKIRA

ダークナイトのAKIRAのレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
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警察が容認する自警団の役割を果たしていたバットマン。街では、快楽のみを行動原理とし、既存の共同幻想を打ち壊し混沌を求め殺人を犯すジョーカーが現れた。
人間の本性を問うかのような、小難しい言い回しをするジョーカーだが、ヤクザの舎弟を即殺害したり口が裂けている理由をデタラメに話しているので、適当な口実を設けた快楽殺人者として描かれているといったところであるだろうか。
バットマンを模倣した自警団を取締るバットマンだが、検事と警察が容認しているとはいえバットマン自体も自警団に過ぎない。その辺りもしっかりジョーカーを通して描かれていた。
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