たい

ダークナイトのたいのレビュー・感想・評価

ダークナイト(2008年製作の映画)
5.0
2020.11.18
6回目の再観賞、1年に1回観てる

今まで何の疑いもなく信じていた、社会的な価値観と向き合う作品
とにかく、ジョーカーの行動・台詞に引き込まれる
「世間のモラルや倫理なんてものは善人のたわ言だ。足元が脅かされたらポイッ、たちまちエゴむき出しになる」
「狂気は重力のようなもの、人はひと押しでおちていく」
高潔な精神を持ち続けることが如何に苦しく難しいことか
ブルース自身の正しさとの葛藤も、その表れだと思う

映像とカメラワークも美しい
IMAXで撮影されており、最初の強盗シーンから美しい
カメラワークも爆破シーンやチェイスシーンの魅せ方が素晴らしくどんどんのめり込んでいく

監督、俳優、脚本等すべてが抜群にハマった最高の映画の1つ
たい

たい