ダークナイトの作品情報・感想・評価・動画配信

ただの愉快犯とジョーカーの相違点は「嘲笑する理由」にある。
ジョーカーには筋の通った目的があり、その成功を見据えての嘲笑がある。そこに狂気的な思想と醜怪な容貌とが相俣って魅力的な人物像が出来上がっている。
また恣意的に物事を判断しているように見えるが明確な目的が裏にあるため明晰な頭脳の持ち主でもあるかのような雰囲気を漂わせる。
「人を利用し、ある程度の土台を作り、あとは駒を転がすだけ」という卓抜した発想力がこの映画の醍醐味である。
上記の通りジョーカーの魅力溢れる作品になってはいるが、実際はブルース・ウェインの世の道理に対する姿勢こそがこの映画の真の醍醐味であると感じる。
バットマンとジョーカーはお互い何処かに繋がる要素があり、コインの表と裏のように切っても切り離せない関係になっている。ジョーカーが正義感に満ち溢れていたハービーを闇に引きずり落としたように、バットマンもジョーカーによって自己に内在する暴力的な側面を見抜かれ、闇に落とされそうになる。ジョーカーを殺したいと憤懣するが、殺せば自分がジョーカーと同じようになってしまう。
ブルース・ウェインとして、バットマンとして、どのように判断し、どのような姿勢を貫き通すのか、最終局面でのメッセージ性は計り知れない。

マイベストです。

ノーランさん祭りをした。
インセプション→ダークナイトです。
私の中では最後の30分がクライマックスという当たり前を覆す、ずーっとクライマックス笑
いや、でも疲れない。引き込まれてます。
普通は見ること知ることのできない人間の弱いところを怖いほどに知っているジョーカー(と監督)、動き言葉迷いがなくかっこいい。

人間の奥底
全てが詰まった映画。

knightね、

一晩で３部作一気観。
段々疲れが。。

Fuckin' crazy

ベストムービー用です。

前回寝てしまったので、再チャレンジ。

前半はドタバタで、少し分からなかったが、後半からジョーカーが一つに狙いを定めたおかげで、分かりやすくなった。

途中の電話越しの、私をなんちゃらーでもなんちゃらは嫌いにならないで！(一瞬で終わったので内容忘れた)っていうの聞いて、あっちゃん？と思って調べたら、知恵袋で質問してる人いたり、あっちゃんが映画オタクって記事もあって、推測だが、ここから取ったのかも？という。
私が好きなジョセフゴードンも好きな俳優って書いてて、なんかびっくりした。

映画の話に戻るが、最後のバットマンを語るシーン、まさかのヒーローじゃない、なんたらだ(ネタバレ防止)っていうので、そのあとタイトルが出て、あっNightじゃなくて knightか！ってなった。(遅い？)
ヒーローじゃないってところが逆にいい。

・ジョーカーに絡むシーンが圧倒的
・特に最初の強盗シーンのカオス感、
　病院、ラストのクレイジーな感じ
　が凄い
・ウエインの真剣な葛藤も貴重

記録