「肉弾」よりもよっぽど良かった。楽しみました。日本史に出てくる赤報隊という名前と相良総三隊長の名前が出てきてビックリ。観ていて俄然現実感が増しました。きっと明治維新はこんな風に混乱しながら作られてい…
>>続きを読む「赤毛は赤報隊長の印、貸すわけにはいかん!」
からの馬を走らせる軽快な音楽とタイトルが印象的
ニセ官軍の汚名で処刑された赤報隊がモチーフ。
ひとりの赤報隊士が一足先に故郷へ寄り、
そこで代官などの…
「ジャパニーズウエスタン」
岡本喜八と三船敏郎のコンビで描いた維新作品
ストーリーも演技もそれほど良くはなかったが、砂埃舞う様子や、荒野を馬でかけていく様子は、アメリカ開拓時代の西部劇を思わせる…
このレビューはネタバレを含みます
世直しの歓喜に沸く「ええじゃないか♪」から始まり、明くる慶応4年春。
草莽(そうもう)の志士で結成された赤報隊。
百姓出の権三は、隊長用の「赤毛」を借りて、故郷の澤渡宿(さわんどのしゅく)へ先陣を切…
倒幕・佐幕に揺れる幕末、とある宿場町で起きた
価値観の転倒による悲喜劇
相楽総三率いる赤報隊が、官軍から利用されるだけされて
用が済んだら「偽官軍」として処罰された事は、賢明な『るろ剣』読者である…
私が今まで観てきた岡本喜八作品と毛色が違い、王道のエンタメ映画だった。あれ、と思い調べてみたら、私が今まで観てきたものは「肉弾」「近頃なぜかチャールストン」「大誘拐」「吶喊」と、「大誘拐」以外は低予…
>>続きを読む『葵が菊に変わる、ただそれだけのことよ。』
岡本喜八監督による幕末・王政復古の世を舞台とした作品
官軍の先駆「赤報隊」
赤報隊と官軍の戦いを通じて、維新の裏にある犠牲と矛盾を捉えた問題作。
赤…
王政復古が告げられた世で、幕府討伐のために江戸に向かう官軍の先駆「赤報隊」に所属していた沢渡宿出身の権三が故郷を目の前にし単身乗り込み、官軍の旗のもと代官と博徒に苦しめられていた民衆を解放するが、官…
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