ひでG

汚名のひでGのレビュー・感想・評価

汚名(1946年製作の映画)
4.0
サスペンス映画の教科書!

これを何人のサスペンスやスリラー映画を撮ろうとした人たちが観たことか!
手本にしたことだろう!

サスペンスと恋愛映画の見事な融合。

イングリット・バーグマンの何たる綺麗さ!
この世の人じゃないみたい😊

美術品みたいな女性!



潜入ものの原点!

潜入ものには、三つのサスペンスの山場がある。

まず、潜入先の秘密を見つける。相手に見つからないように、すきを見て、わずかな機会をうかがって、
やばい!誰か来る!早く元に戻さないと!

本作では、ワイン倉庫のハラハラ感!

二つの山場。正体がバレた!
こーゆー時はセリフはいらない!
クローズアップの短いカットで!

三つ目は、逃げないと、早く逃げないと!
本作では、うまいね。これなら大手を振って?逃げ出すことができる!


階段の使い方、見せ方、
影の部分の見せ方、使い方、
キーになる小道具、例えばワインの瓶の見せ方、撮り方

まあ、一つずつのショットが見事過ぎ!


そして、送り出した側と送り出された女性の愛の葛藤。

いや、美男美女は、絵になる!
あのイングリット・バーグマンのお相手なんて、
ハンフリー・ボガートか、ケイリー・グラントしかないよ。

会話、キス、会話、キス、ささやき、キス

もう、うっとり❗️ですわ❗️
ひでG

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