この映画のバランスが、撮影技法やギミックに偏っている印象。
ケイリー・グラントとイングリッド・バーグマンが主演。
ここは定番。
華がある。
そんな中、脚本が弱く感じるんですよねー。
アメリカの諜報組織のリアリティやナチの残党は何を目的に何をしていて、アメリカは何を防ごうとしていたのか・・?
結局大筋作ってヒッチコック監督がアイディア出して、そこから逆算して設定考えたかな?
ワイン蔵のカギのくだりはヒッチコック節と言うべき見事な演出。シャンパンの本数で緊張を高め、ボトル落として緊張を破る!
・・充分面白いはずなのに、結局のところ、がはふたりのツーショットが軸で、いくつかの疑問はどこへやら。
だってアメリカのスパイがナチの家入って彼女を助け出すにしても、そこで「愛してる」「もう一度言って」とか、おいおいそんな顔近づけて何をしている??
そうだ!スパイの恋物語なんだ!!
38/54