ちろる

汚名のちろるのレビュー・感想・評価

汚名(1946年製作の映画)
3.7
ヒッチコック定番の美男美女といえばケイリー グランド&イングリット バーグマン。
ということで、何がともあれ画面がずっと華やかです。
ナチの残党、スパイ活動、潜入捜査と、材料としてはかなりワクワクする設定なのだがなんだか脚本にパンチがない気がする。
ワイン倉庫でのハラハラドキドキとか、ヒッチコックならではの光と影を駆使したカメラ技法とか、演出はとても秀逸なのだが、ストーリー展開がイマイチ悪い気が。
多分この美男美女のラブストーリーをメインに見せたかった故のことなのかもしれません。

個人的にはもっとサスペンス要素前面に出して楽しみたかった。。
ハラハラドキドキ、サスペンスラブストーリーという観点であれば楽しめるかと思います!
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