GUMI

バトルランナーのGUMIのレビュー・感想・評価

バトルランナー(1987年製作の映画)
3.4
1987年に退廃的な近未来の2017年を描く、シュワちゃんありきな作品。
80年代の売れ残りを寄せ集めたかのような…かさ増し感は否めない。

「I’ll be back」も出るヨ。



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2017年、資源や食料などは枯渇。飢えた国民の暴動を武力で制圧してしまうほどにアメリカは警察国家になっている。

飢えた国民へ刺激を与え、暴動を起こさせないために国家とテレビ局が手を組んで始めた番組「ランニング·マン」。これが国民の唯一の娯楽だった。
チャレンジャーが一攫千金を求めてストーカーと呼ばれる筋肉隆々の対戦相手たちと闘う――生身の人間が生死を彷徨う姿に「殺せ!」と、観衆が熱狂する世紀末な様相。

そんな狂った番組に、国家の圧力により罪を着せられた元警察官·リチャード(シュワ氏)が参戦せざるを得ない状況になり…

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「ランニング·マン」のロゴと番組内容がそうであるように、ファミコンゲームのようなOPや RPGダンジョンで聴いたような音楽が醸す現実離れした空気感は楽しい。レトロ好きが喜びそうな仕様。

「しごきの時間だ!」と、ビリーズ·ブートキャンプブームを予見したかのようなキャプテン·フリーダムという存在には驚くものの、さすがにテレビ離れをしている現実は読み切れなかったか!



と、まあ 序盤は期待が持てる様子で楽しかったのですが 進行するにつれてこだわりが感じられなくなっていく。


カッコよくない?ダサい?
それとも一周回って可愛い???
先にも書いたが 80年代の売れ残りのようなストーカー(対戦相手)たち。

デッカイ刃物だの、バイク乗り回すだけが取り柄の奴だの、電気ビリビリまとったデブだの…雑魚キャラ感が酷い。すぐ勝てそう(笑)

味方も素晴らしいとは言えず…かなり役に立つ仲間たちだしそこそこキャラ立てようとしてるんだな、と思ったら呆気なく消えてしまう。


序盤に煽られた期待感には応えてくれなかったのは残念だがバーチャル風味な世界観は一見の価値はありました。
もっとも、結局はシュワちゃんなら何でもOKなんですけどね!