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バトルランナーのspwのネタバレレビュー・内容・結末

バトルランナー(1987年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

1987年に30年後の未来、つまり今年を舞台にして制作された作品なのだが、人殺し番組が人々の娯楽になっているのはフィクションとしても、声だけで点く照明や家電などは時代にマッチしている。テレビとパソコンだけはかなり古くさくてマッチしてないが。

敵を倒しつつ脱出を図る展開なのだが、シュワ氏の筋肉、体格を生かしたものというわけではなく、シュワ映画っぽさが感じられないというか、他の俳優でもいいというか…。
元警察官としては体格良すぎだし強すぎ。シュワ氏のポテンシャルが高すぎて敵が軒並み弱く感じる。
しかも出てくる敵が全て「何コイツ?(笑)」という感じの個性的でバカな格好をしていて、噛ませ犬感がハンパじゃない。出オチでシュワ氏の引き立て役でしかないから、どうせ楽勝なんでしょ?と思って見てしまい、緊張感皆無。

ラストのシューターが超高速になって司会者がぶっ飛ぶのもなぜなのかよくわからないな~。

小説が原作なのだが、技術的にも2時間前後という時間制限的にも映画化は厳しかったのでは。シュワ映画だから3.0点。他の俳優だったら…
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